scrap’s blog

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傷の舐め合い

昨年末からとある自助会に参加しています。

自助会、と言っても内容はグループチャットのオフ会のようなもので“お茶会”と呼ばれていますね(*'ω'*)

 

このお茶会は好んで出席していますが、他の人のように他の“きちんとした”自助会、勉強会の類にはあまり参加したいとは思えません。

 

なぜなら、、、思ったことが言えないから。

僕の視点からは、どうしても傷の舐め合いに見えてしまうのです。

 

「〜〜こういうことがあって困ってる」

「〇〇さんだけじゃないよ、みんなそうだよ」

「人間関係がうまくいかなくって・・・」

「わかる〜」

 

うん、何の解決にもならねぇ。

 

ここで一言

「他人を変えるのと自分を変えるのだと、自分が変わるほうがはるかに楽。今までと違う自分で踏み込み方を変えて頑張ったら、環境だって変わって来るんじゃない?」

なんて言ったもんなら「それができるのはアナタだから」「皆ができるわけじゃない」と非難轟々。

 

うん、わかってる。僕だからできた。

でも、君だからこそできることだってある。それはきっと僕にはできないことだ。

何か間違ったことを言ったかい?

 

基本的に行動しなければ結果は伴わないと思う。

口を動かすのも行動だろうけど、ここでの行動は体を動かすことだ。

これは発達障害であれ健常者であれ、本当に基本的なことだと思う。

 

お茶会に参加している多くの当事者さんを見ると、発達障害であることを自認し、その上で庇護されないことに不満を抱いている人が多いように思える。

 

あれができない、これができない、の中でいい仕事がないと嘆いても、それは無意味だ。

できないことを減らしたり迂回したりする術を身につけるか、それらができなくても許されるくらいの“できる”を開発したり、すべきことはたくさんあるだろう。

 

 

ここで一つ、具体例をあげよう。

僕自身の例だ。

僕自身、人間関係を維持するのが困難で、すぐ地金を晒して崩壊したり、かろうじて維持していても僕自身が摩耗してしまうのに悩んでいた。

一言で言えば、僕にとってベストな距離感を維持できなかった。

 

転職を機に、違った一歩を踏み出してみた。

これまでのように周囲に合わせるようなことをせず、自分の居場所づくりに全力を投じた。

具体的には、業務中は淡々黙々とし、業務後飲みや遊びの誘いはお断りした。

 

「あいつは人付き合いをわかっていない」

 

当然そうなる。計算の範囲内だ。

人が寄り付かなくなってから、次の一手に出る。

マンツーでなら話せる。

お菓子や飲み物を片手に、一人ずつ話しかけていく。

 

「いやごめんね?俺障害があるから、さ。ああいうのが苦手なんだ」

 

理解してくれる人もいる。理解してくれない人もいる。計算の範囲内だ。

 

そうして、今に至る。

談笑に混じることもある。冗談に反応できなくて固まっても「何フリーズしてんだよw」の笑い話で終わらせてくれる。そして無理な振りはしてこない。孤立せず、それなりに職場を楽しんでいる。

ちなみに次のステップもあるのだが・・・それは実行するかわからない。

 

 

僕の例は極端だけど、僕は学んだ。

これまでは集団の中にいきなり飛び込もうとしたのだろう。集団には自ずと暗黙のルールがあり、アスぺである僕にはそれをいきなり理解するのは難しかったのだろう。

個人としてなら付き合い続けられる。今構築したのはスター型ネットワークだ。

 

この型を今後の人付き合いの定型にすると思う。

おそらく、人付き合いに悩む多くの人にとっても、スター型の人間関係はきっと楽になるだろうと思う。

 

僕が自助会にいたのなら、

「人間関係がうまくいかなくって〜」に対して、「いきなり全員との関係を維持しようとしないで、まず一人と仲良くなろう」とアドバイスするだろう。

「〜〜があって困る」に対して、「周囲を気にせずに、自分が理想とする未来に対しての行動をしよう。逆境に立たされても、それはきっとプラスになる」とアドバイスするだろう。

 

でもこれらの回答は、自助会では求められていない。

助けて欲しいと言いながら、自分が行動するのは考えていない。

 

僕は君が助かりたいなら、ほんの少しだけ手助けをしよう。

行動するかどうかは、君次第だ。

 

そんな思いでも“お茶会”に参加しています。