scrap’s blog

If you like water, you already like 72% of me.

虚ろな心

山形に友人がいる。

いや、友人以上の異性だ。

好きで、大好きである。

年齢の差を知ったときも、ちょっとした事故で顔を拝見したときも、それに揺らぎはない。

 

ただ、彼女にはすでにパートナーがいる。

どんなに好き合っていても、彼女に触れることはできない。

たとえ僕が望んで彼女も望んでも「ダメだよ」と言うことしかできない。

 

たとえメールで愛をささやき合い、電話でキスを交わし、想像の中で抱き合う仲でも、実際に一線を越えるには相応の勇気(というのだろか)と決意と責任が必要だ。

 

彼女が非常事態に陥ったなら問答無用で受け入れるが、それ以外では実際に触れ合うのは賢明ではないだろう。

 

触れたくても現実が許さない現状。遠距離恋愛より厳しい関係。

それはとても切なく、寂しいことだ。
そして何より、この関係の幸せな結末というものを未だに見出せない。

 

今が良ければいい。そんな無責任には生きられない。
彼女を奪いたい。そんな甲斐性なんてない。

 

ただ、彼女の声が心地よく僕の心を解かし、彼女の言葉に励まされて生きている以上、すぐ決断を下すこともできない。

 

どうしたらよいかわからない、といった迷いの心と
もし彼女が〜だったらいいのに、といったタラレバな妄想の中で。

虚ろな心は必死に答えを求めようとしている。

 

暖かな風の中で 誰かが呼んでる
暗闇を惜しむように 夜明けが始まる

明日はきっと 綺麗な空に
銀色の虹がかかるでしょう

 

こんなに悲しい景色を 君が光に変えてゆく
小さな涙の粒さえ 宝石のように落ちていく

未来の中へ・・・


心には秘密がある それでも触れたくて
触れ合えば壊れていく ためらいは螺旋の中へ

橋を渡って川の向こう側へ 明日はきっと
真昼の中で 春を甘く深く香るのでしょう

夢が覚めて人は何を探すの?

 

こんなに明るい世界へ 君が私を連れてゆく
眩しさにまだ立ちすくむ 背中をそっと抱きしめる

信じることの儚さを 君が光に変えていく
目覚めた朝には涙が 宝石のように落ちていく

未来の中へ・・・

 

kalafina「君が光に変えていく」