scrap’s blog

If you like water, you already like 72% of me.

ぼっちな一日(ただの日記)

何があったわけでもない。
明日から雨がふる。次の休みは雨だろう。
なんとなく、出かけなければ損な気がした。

15時間近い睡眠から目覚め、洗濯を済ませ、出かける準備をした。
どこに行きたいわけでもない。
サンドイッチを食べながら地図を流し見ること30分。目的地は未だ決まらない。

今日は30度を越すだろう。
ちゃんとした装備もない僕には過酷すぎると予想される気温だ。
ユニクロの薄いジャンパーに袖を通す。

ヘルメットを持つ。グローブはいつもメットの中に。
ああそうだ、ネットも持って行こう。途中で何か買いたくなるかもしれない。
・・・買いたくなることはないけど、もしなった時に心置きなく買えるように。

バイクを用意し、暖気しながら装備を身につける。
空は晴れ、ぬるま湯のような空気。
またがった時、ふと涼しい部屋に戻りたくなる。

 

走り出すと少し心地よい気がした。
路上を走る恐怖はだいぶ薄れてきていた。
ここいらが危ないとき。気を引き締めてしっかり帰ってこないと。

最初の曲がり角を曲がった時、腕時計をしてきていないことに気がついた。
まあいいさ。もとより予定なんてない。
日が暮れるまでに戻ってこよう。

とりあえず以前ピックアップしていた神社に向かう。
どんな理由でピックアップしていたかも、詳細な場所も覚えていない。
大体の当てずっぽうで走ったら、当然そこにはつかなかった。

代わりに見つけたのが西野神社
何を祀っているのだろう?狛犬・・・というよりワンコの石像が微笑ましい。
ここで父から電話がかかってきて40分くらい話す。

話す相手に飢えているのだろうか?と思うくらい話す父。
お金がないこと、車がもうダメなこと、安く譲ってくれるというらしいディンギが欲しいこと、釣りの話・・・
今夏父のところに行く機会は失ってしまったが、たまには顔を見せないとな。

 

でたらめに走っていると多量の鳥居を発見。
降りてみると伏見稲荷神社というらしい。
いや別に神社巡りをしたいわけじゃないんだがな・・・

鳥居をくぐるたびに一礼。なかなか先に進まない。
神様に会いにゆくのだから、これくらいは当然か。
元カノから「花火大会に行きたい」と電話が来る。先日した話は一体どこへ…

本殿の前まできたけど、先の西野神社で願いを絞り出してしまった。
「願い、期待し、得て、それらを分かち合える人生にしたい」
どちらかというと願いというより宣誓に近い。

踵を返し、また礼をしながら鳥居をくぐる。
「また来ます」
自然にそう心に浮かんだ。

神社は好きだ。
心が洗われる気がする。
無条件に赦された気になる。

 

どうせだから一番大きい神社にも顔を出そうと思った。
若い歓声、黄色い声。球を打つ金属の甲高い音。
混んでいる道を避けるため目的地を変える。

休んだコンビニで水分補給をするけど、この暑さには抗えない。
どこか大きい水場に行きたくなったが、地図で付近を探すも見つからない。
なら、少し遠いけど滝を見に行こう。

久しぶりの樽見の滝は、前におとづれた時よりも生命力にあふれていた。
萌える草、そこかしこに虫。薬湯のような芳しい香り。
高い高い頭上の枝は空を一層高く見せる。

そういえば全開にない柵が設置されていた。
放牧用電気柵。触るな危険がすぐそこに。子ども危なくないのか。
この生命力を享受した羆にエンカウントするのも危ないけども。

滝が近づくと気温が下がる。
わずか2〜3度ほどでも心地よく感じる。森林との相互作用かな。
足取り軽く700mの道をゆく。

 

ひとしきり滝の霞に満たされた後、もうひとつ滝を見ることにした。
実は前回と違うことがもうひとつ。駐輪場が有料だった。
ただ、一度支払えばどこの駐車場にも入れるとのこと。

最寄りの駐車場まで移動し、それから1.1km歩く。
なぜかしらかかとが痛い。靴擦れっぽい?
今までこんなことはなかったのに。

ずっと川沿いに柵が設置されている。
『川に入らないでください』
事故対策にしろ、これじゃあ面白みもなにもあったもんじゃないよね?子ども達。

アシリベツの滝。
期待していたけど、個人的には樽見の滝の方が好みだ。
整備されすぎていて触れられない観光地だった。

滝は好きだ。
力強さに圧倒される。
ちっぽけな自分も地球の一部だと思える。

 

まだ帰るには早いと清田に抜ける。
そうだ、2りん館に行こう。
適当に右折したら危うく恵庭に行くところだった。

2りん館はバイク向けのオートショップ。
駐車場にもバイクが並ぶ。ピカピカの中にオンボロ一台。
乗っている人間もポンコツだからいい相棒だ。

オンボロだろうが僕には大切な一台。愛していると言ってもいい。
オンボロのための部品を調達する。
自分のためのジャケットは諦めたけど。

そういえば昼食を食べていなかった。
今更ながらに空腹感を覚えるが、時間的に微妙。
食べて疲れるかもしれないし、耐えて帰るか。

帰り道、2りん館で見かけた男女がダビットソンで抜かしてく。
息のあった走り方。息のあった人生を送るんだろうなぁ。
それは素直に嬉しいけど、運転自体は怖かった。

 

最寄りのほっともっとでザンギバスケットを購入。
唐揚げバスケットは全国区だろうけど、ザンギはどうなのだろう?
夕食は米を食べない派です。

良いことも悪いことも、なにもなかった。
なぜかしら感情が昂らない。こんな日もあるさ。
リキュール(発泡性)①を飲んでも良いがこない。こんな日もあるさ。

画像を処理しブログを書き、シャワーを浴びる。
そうだ、iPadの保護フィルムを貼ろう。
結果、少し埃が入っちゃった・・・面積が大きいから難しいよね。

2缶目のリキュール(発泡性)①を開ける。ついでに鯖缶も開ける。
ながら見していたJIN-完結編-が終わった。
恭太郎が拾った薬があそこにあったことに納得がいかない・笑

なんとなく日記を書きたくなる。
落ち込んでいるわけでもなく、嬉しいこともなく、フラットな一日。
こんな日もあってもいい。でも、こんな日ばかりは嫌なんだ。

 

皆の一日は人と関わりのある、より良いものであるように。
道中みた家族づれのように、彼氏彼女のように、友達連れのように。
それは僕には得難いものだから、心から大切にしてほしいと思う。